これは標的型攻撃メールの訓練です。

本訓練は標的型攻撃メールを疑似的に体験していただき、攻撃メールに対する注意力の向上を目的としております。
そのため、周囲に本訓練の内容等を伝えないでください。

実際の標的型攻撃メールでは、添付ファイルの開封や本文に記載されているURLへのアクセスから情報漏えいにつながる可能性があります。

また、標的型攻撃メールは年々巧妙化しているため、以下の特徴を理解し、メールの取り扱いには細心の注意を払ってください。

『標的型攻撃メールの主な特徴』
・ 特定の企業や組織内の構成員を狙った攻撃である。
・ 開封しなければと思わせる内容のメールを送り付けてくる。
・ セキュリティシステムでの対策が難しい攻撃である。

不審なメールを『受けとった/開いてしまった』場合は、上長または関係部署に速やかに報告してください。

***************************

【標的型攻撃メールで被害に遭わないための重要なポイント】
・リンクや添付ファイルをクリックしないでください。
・個人情報や機密情報を入力しないでください。
・不審なメールはすぐにIT部門に報告してください。

【標的型攻撃に対する対策として、以下のポイントを押さえることが重要です】

1. 従業員教育
訓練と意識向上: 定期的に標的型攻撃メール訓練を実施し、従業員が不審なメールを識別できるようにします。
インシデント共有: 過去の攻撃事例やインシデントを共有し、従業員の警戒心を高めます。

2. 技術的対策
セキュリティソフトの導入: ウイルス対策ソフトやファイアウォールを導入し、システムを保護します。
OS・ソフトウェアの更新: 常に最新の状態に保ち、脆弱性を減らします。

3. メールフィルタリング
スパムフィルタ: 不審なメールを自動的にフィルタリングし、受信トレイに届かないようにします。
リンク・添付ファイルの検査: メール内のリンクや添付ファイルを事前に検査し、危険なものをブロックします。

4. ネットワーク監視
ログ管理: ネットワークのログを監視し、不審な活動を早期に検出します。
侵入検知システム(IDS): ネットワークへの不正アクセスをリアルタイムで検知します。

5. データのバックアップ
定期的なバックアップ: 重要なデータを定期的にバックアップし、攻撃によるデータ損失に備えます。
これらの対策を組み合わせて実施することで、標的型攻撃から組織を守ることができます。

【学習用コンテンツもぜひご活用ください】

▶中小企業向け情報セキュリティ対策
https://www.ipa.go.jp/security/sme/list.html

▶Tokio Cyber Port サイバーセキュリティ情報発信ポータルサイト
https://tokiocyberport.tokiomarine-nichido.co.jp/cybersecurity/s/

2020/09/11/